2巻読んだー。設定資料が神すぎる。なんか昨日寝る前にごろごろしながら櫂くんについてぽちぽちと書いてみたSSもどき。のようなもの。ipod touchを活用してみる。なんていうかこういう妄想戯れ言は設定がはっきりする前にいっそぶちまけておいた方がいいかなと思ったり。明らかに違うのがわかっちゃうとそれこそ晒しにくいよねw続きを読む勝てば面白い、だろ? いつからか物足りなさを感じていた。 勝つのは当然だった。「さすがだね、櫂。僕たちにかなう奴なんてもういないよね。ねぇ、この調子で僕ら日本で、いや世界でも一番に強いファイターになれるよ」 楽しそうに笑うレンの顔を見ても、同じように笑うことは出来なかった。 勝てば面白い。 最初はそうだったはずだ。なのに、今のこの物足りなさは、満たされなさは、どうしてなのか。 いくら自問しても答えは得られなかった。「あー…、俺じゃ相手になんねーよ。どうせ負けるし。ほかの奴あたってくれ」 気がつけば独りだった。 どうせ、負ける?そんな台詞が出るのは勝つための努力を放棄しているからだ。もっと上を目指そうとは思わないのか。誰よりも強くなればファイトで勝ち続けることが出来る…それがゲームの面白さだろう? その先に… その先に…… それが、今の俺じゃないのか? 勝てば面白くて、勝ち続ければもっと…もっと……「櫂!どうしたの、ぼんやりしちゃって」「…あ、ああ。レンか」 脳天気な声に思考が遮られる。「空いてるんなら、僕と一戦やろうよ」 今、俺の周りで対等にファイト出来るのは、雀ヶ森レン、こいつくらいだ。普段はふわふわした奴だが、ファイトで勝つことへの執着には目を見張るものがある。「もうさ、みんな弱っちくて相手にならないよ。今戦う価値のある人間は、櫂、君だけ」 そうか…。そうだな。…今や誰とファイトしようが、もはや勝つことは当たり前になってしまった。 山札から5枚。「僕ら、似ているよね。もうきっと僕らにかなう奴なんていない。二人揃えば最強だ。フフ、これからもずっと一緒にやっていこう。ね」 口の端を歪めて笑う。 その顔を、知っている。 最初のカードに手をかける。「「スタンドアップ・ザ・ヴァンガード」」 向かい合う、レンの、その瞳の色がスッと冷えるのが見えた。 その目を、知っている。たぶん。 --僕ら、似ているよね。 その瞬間わかってしまった。ここにはいられない。ここでは駄目だ。その答えがどこにあるのかまではわからないけれど。 少なくとも、ここでは満たされない。「悪い、お前とはこれ以上、やれない」畳む ヴァンガード 2011/08/27(Sat) 01:23:00 Tweet たいーつ
コミックス置いてあった!うわあぁ地元なめててごめんなさい!!表紙櫂くんかっこいいよ!さて読むかー。でもケロA入荷はやっぱ週明けみたい。なにが違うんだろう。 ヴァンガード 2011/08/26(Fri) 15:33:00 Tweet たいーつ
なんだかびっくりするほどコミックの2巻が待ち遠しいわぁ。入荷は下手したら週明けになる可能性がががが?あきらめが悪いのでちょくちょく本屋を覗きに行ってしまいそうwトリガーキャンペーンのアイチきゅんデッキホルダーが再開したようだから早速応募しよー。 ヴァンガード 2011/08/26(Fri) 02:34:00 Tweet たいーつ
何度見ても、というか見れば見るほど32話の終盤が修羅場すぎる。レン様の変態ヤンデレっぷりがあまりにも期待通りすぎてヒョォォォってなってたんですけどね、改めて見るとその後のアイチが可哀想すぎて心が痛くなっちゃうんですよね…。ここを乗り越えられればまた一歩強くなれると思うよ!まけるなー。しかし倒れ込むアイチきゅん乙女すぎる……。 ヴァンガード 2011/08/24(Wed) 01:52:00 Tweet たいーつ
設定資料が神すぎる。
なんか昨日寝る前にごろごろしながら櫂くんについてぽちぽちと書いてみたSSもどき。のようなもの。
ipod touchを活用してみる。
なんていうかこういう妄想戯れ言は設定がはっきりする前にいっそぶちまけておいた方がいいかなと思ったり。
明らかに違うのがわかっちゃうとそれこそ晒しにくいよねw
勝てば面白い、だろ?
いつからか物足りなさを感じていた。
勝つのは当然だった。
「さすがだね、櫂。僕たちにかなう奴なんてもういないよね。ねぇ、この調子で僕ら日本で、いや世界でも一番に強いファイターになれるよ」
楽しそうに笑うレンの顔を見ても、同じように笑うことは出来なかった。
勝てば面白い。
最初はそうだったはずだ。なのに、今のこの物足りなさは、満たされなさは、どうしてなのか。
いくら自問しても答えは得られなかった。
「あー…、俺じゃ相手になんねーよ。どうせ負けるし。ほかの奴あたってくれ」
気がつけば独りだった。
どうせ、負ける?そんな台詞が出るのは勝つための努力を放棄しているからだ。もっと上を目指そうとは思わないのか。誰よりも強くなればファイトで勝ち続けることが出来る…それがゲームの面白さだろう?
その先に…
その先に……
それが、今の俺じゃないのか?
勝てば面白くて、勝ち続ければもっと…もっと……
「櫂!どうしたの、ぼんやりしちゃって」
「…あ、ああ。レンか」
脳天気な声に思考が遮られる。
「空いてるんなら、僕と一戦やろうよ」
今、俺の周りで対等にファイト出来るのは、雀ヶ森レン、こいつくらいだ。普段はふわふわした奴だが、ファイトで勝つことへの執着には目を見張るものがある。
「もうさ、みんな弱っちくて相手にならないよ。今戦う価値のある人間は、櫂、君だけ」
そうか…。そうだな。…今や誰とファイトしようが、もはや勝つことは当たり前になってしまった。
山札から5枚。
「僕ら、似ているよね。もうきっと僕らにかなう奴なんていない。二人揃えば最強だ。フフ、これからもずっと一緒にやっていこう。ね」
口の端を歪めて笑う。
その顔を、知っている。
最初のカードに手をかける。
「「スタンドアップ・ザ・ヴァンガード」」
向かい合う、レンの、その瞳の色がスッと冷えるのが見えた。
その目を、知っている。たぶん。
--僕ら、似ているよね。
その瞬間わかってしまった。ここにはいられない。ここでは駄目だ。その答えがどこにあるのかまではわからないけれど。
少なくとも、ここでは満たされない。
「悪い、お前とはこれ以上、やれない」畳む